(続)経鼻インフルエンザワクチンについて
- 2026年9月30日
- 予防接種
今月、日本小児科学会から『経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方』の第2版が発出されました。
不活化ワクチン(注射)と経鼻弱毒生ワクチンの間に、インフルエンザ予防効果における明確な優位性は確認されず、両ワクチンを同等に推奨する、というものになります。両タイプの効果に差はないという、これまでの報告と変わりなく、学会の立場から両ワクチンを同等に推奨することを明言しています。
⦅不活化ワクチン(注射)を推奨⦆
・重度の喘息患者
・授乳婦、周囲に免疫不全患者がいる場合
⦅経鼻生ワクチン不可⦆
・2歳未満、19歳以上
・免疫不全患者、無脾症、妊婦、ミトコンドリア病、ゼラチンアレルギー、中枢神経系の解剖学的バリアー破綻がある患者
今回の発表を受けて、引き続き当院でも経鼻インフルエンザワクチンを使用していきます。ただし、上記に加えて、当院では喘息のコントロールが悪い方や、鼻炎症状が強い方には、注射タイプの不活化ワクチンを推奨しています。また、前後4週間以内に別の生ワクチン(麻しん風しん、水ぼうそう、おたふくかぜ)を接種できないため、希望される方はご注意ください🦒