小児診療一般|【なかおこどもクリニック】早良区有田の小児科

〒814-0033 福岡県福岡市早良区有田7丁目21-16
092-407-3278
ヘッダー画像

小児診療一般

小児診療一般|【なかおこどもクリニック】早良区有田の小児科

小児診療一般

赤ちゃんから思春期に至るまで、こどもがかかる病気はたくさんあり、ご家族の心配は絶えません。特に乳幼児期では、自分の状態をうまく伝えることができないため、ご家族を悩ますことが多くあります。また、病気だけではなく発育上の問題について不安を抱えることがあります。

当院では、小児科専門医として、お子さまにかかわる様々な病気や問題に責任を持って向き合い、必要な治療やケアを提供させていただきます。当院で対応が困難な重症例や専門性の高い病気については、必要に応じて専門機関へ紹介させていただきます。

小児期の症状について

発熱

小児期の急な発熱の原因のほとんどが感染症です。その多くが呼吸器系(のどや気管支など)や消化器系(腸など)などの感染によるものですが、安易に「感染症=かぜや胃腸炎」と判断することで誤った診断につながることもあります。お子さまの身体のどこが感染しているのか、何の病原体(ウイルスや細菌)が感染を引き起こしているのかを推察することが、私たち小児科医師の大切な仕事です。その答えを探すためにお子さまの身体を診察させていただきますが、診察から得られるものと同じくらい大切な情報として、お子さまのお家での様子、ご家族内や保育園などでの流行状況、ワクチン接種歴なども、多くの重要なヒントを与えてくれます。
感染症に中には発熱以外の症状が目立たないものもあります。腎臓や骨・関節の感染では、咳や鼻みずなどの症状がない、高熱があるわりに元気、手足を触るとイヤがる、などの様子をきっかけとして診断に至るケースもあります。このような一部の感染症や感染症以外の発熱の原因を診察のみで導くことは難しいこともあり、必要に応じて検査をさせていただくことがあります。お子さまのご負担になる検査は最小限に抑えて、必要な検査を適切なタイミングで実施することが当院の考え方です。

かぜ症候群

かぜ症候群は小児期に最もかかる病気の1つです。特に保育園などの集団生活を始めたばかりのお子さまは、常に何かしらのかぜ症状をもっているかもしれません。その原因のほとんどがウイルス性のもので、咳、鼻水、のどの痛みといった症状が中心となります。抗生物質や特別な治療を必要としないで良好な経過をたどります。その中でも、高熱がある、咳が止まないなどの場合は、お子さまの状態をしっかりと診察させていただいたうえで検査や別の治療を選択します。

嘔吐下痢症

嘔吐下痢症も小児期にかかりやすい病気の1つです。特に冬場に流行するウイルスの中には感染力が強いものもあり、ご家族全員がかかってしまうこともめずらしくありません。吐き気、嘔吐、下痢の症状はお子さまの体力をうばい、乳幼児の場合は脱水になることもあります。脱水の評価をするうえで私たちが知りたいことは、お家でのお子さまの様子です。何をどれくらい飲めているのか、嘔吐・下痢やおしっこの回数、普段と比べての元気さ、などとても大切な情報です。ご家族さまから得られる情報は、私たちにとって必要不可欠ですのでご協力をお願いいたします。

その他の症状

その他にも、お胸やおなかの痛み、頭や耳の痛み、呼吸がゼーゼーする、皮膚の痒みやブツブツ、ひきつけやけいれん、便秘など様々な症状に対しても幅広く対応いたします。また、何となく元気がない、顔色が悪い、泣き方がいつもと違う、食欲がない、などの場合は受診していいか迷うかもしれませんが、遠慮せずお気軽にご相談ください。

発育や発達について

お子さまが成長していく中で、体重が増えていない気がする、他の子よりも身長が低い、意味がある言葉をしゃべってくれない、おねしょが治らないなど、普段は元気に過ごしているが、実は少し気になっているというご家族さまもいらっしゃると思います。このような場合でも遠慮せずにご相談ください。お子さまが成長するペースは、主に遺伝的な部分と置かれている環境に影響するといわれ、ひとりひとり異なります。ある一点の計測値や達成内容をもとに、発育や発達を評価することは簡単ではありませんが、母子手帳に記載されている情報は、お子さまの状態を適切に判断するために大いに役立ちます。普段から乳幼児期の定期的な健診を受けることや、幼稚園や小学校での身体測定結果を残すことをおすすめしています。

PageTop