乳幼児期

生後２か月からの予防接種スタートが推奨されています。ワクチンを接種することで特定の疾患から大切なお子さまを守ることができます。適切なタイミングで忘れずに接種するようにしましょう。

はじめてのワクチン　

ー当院での流れー

1. 予約
   当院での予防接種は予約制で受け付けております。前日までにWEBまたはお電話でお申し込みが可能です。平日の14-15時はクリーンタイムとして体調が悪い方の受診を制限していますので、院内で他のお子さまとの接触が気になる方は、この時間帯にご予約することをオススメします。
2. 持ち物
   母子手帳、予防接種手帳、保険証またはマイナンバーカード、こども医療証をご持参ください。予防接種手帳の中の予診票を前もって記入しておくと当日のご案内がスムーズになります。どのワクチンをうてばよいかわからない場合は遠慮なくご相談ください。
3. 当日の受付
   予約時間に余裕を持ってお越しください。初診の方は患者登録のため10分前後かかります。検温してお熱がないかを認します。もし、体調がわるい場合は事前にお申し出ください。
4. 診察
   はじめに、医師からこれから始まるワクチンについて説明があります。どのワクチンをどんなスケジュールで進めていくか1つずつ説明します。分からないことがあれば話しの途中で聞いてもらってもかまいません。つぎに、医師が予診票の確認と診察をおこない、予防接種できる状態かどうかを確認します。
5. ワクチン
   看護師が介助しながら医師が予防接種をおこないます。赤ちゃんはたくさん泣きますので応援してあげてくださいね。もし保護者の方で針先が苦手な方がいらっしゃいましたらお申し出ください。（2か月の赤ちゃんでご希望される方には、ワクチン終了後に記念撮影をおこないます。画像データは残らないためご安心ください。）
6. 次回予約
   次のワクチンの予約をおこないます。そのまま受付で次回予約をしても、ご自宅でご自身でWEB予約されてもどちらでもかまいません。最後に記録された母子手帳を受け取って終了です。

学童・青年期

ヒトパピローマウイルス（子宮頸がん予防ワクチン）

小学6年生～高校1年生相当の女の子は、定期接種として受けることができます。
また、この時期に接種のタイミングを逃した方のうち、平成9年4月2日〜平成18年4月1日生まれの女性は公費負担で受けることができますので、お気軽にご相談ください。キャッチアップ接種の実施期間については、令和７年３月３１日で終了する予定となっていますが、令和７年3月末までに接種を開始した方は、令和8年度までに残りの回数を公費接種できるようになりました。

子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について

保護者の方

風しんワクチン

下記の対象のうち、風しん抗体価の低い方は公費助成の対象になります（抗体を調べるための検査も助成対象）。

• 妊娠を希望する方（妊婦または妊娠している可能性がある方は不可）
• 妊娠を希望する方または妊婦の配偶者、同居者
• 昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの男性

風しん抗体検査と風しん予防接種費用一部助成について

その他、小児期に接種を逃したワクチンがある場合についても、可能な限り対応いたします。 

トラベラーズワクチン（お電話による完全予約制）

必要なワクチンの種類は、国・地域・目的や期間などによりさまざまです。
ワクチンの種類によっては、複数回の接種が必要なものや数週間の間隔をあけて接種が必要なものがありますので、海外渡航の予定がある場合は、当院で予防接種の計画を立てましょう。ご出発の半年前までのご相談をお勧めします。